仕事で緊張しませんが・・
銀行とかって少し緊張しませんか?
自分は若い頃から、銀行や市役所などお堅いところが苦手で、何となくですが避けていたように思います。
ATMでキャッシュカード利用することはあっても、それくらいです。
先日、諸事情があって、妻の代わりに振り込みや通帳記入なるものをしなくてはいけないことがありました。
オヤジ:通帳記入ってどうやってやんねん
〇子:通帳を突っ込むだけ
(まったくもって不親切です。分からんから聞いてるのに説明になってへん)
〇子:ATMに通帳って書いてるし、見れば分かるって!
(どうやら説明する気はないようです。相手の不安を取り払う気遣いはできないのでしょう)
勝負の日です。
速攻つまずきます・・
どっち向きに入れるんが正解なんや。。
見たら分かるって言うてたけど、書いてへんやんけっ!
だいたい紙が機械に入ること自体に危険を感じるのに、向きを間違えたらえらいことになりそう。。
オヤジ:す、すみません。通帳の入れ方を教えて欲しいのですが。。
窓口のかた:え!?は、はい。
(確かに。ええですええです。そのような反応が自然なのでしょう・・自分、アラフィフですし)
オヤジ:なるほど。わかりました。ありがとうございます。
窓口のかた:いえいえ。
・・・・・・・
・・・・・・・
オヤジ:あ、あとは分かりますので大丈夫です。ありがとうございました。
窓口のかた:あ、はい。
(なんちゅうんですかね?この微妙な空気。怪しい人と思われたんですかね?早く帰りたい。)
カードで先に色々やって、後でまとめて通帳記入もできるとも聞いていたので、そのほうが安全だと思い、ひとまずカードで。
ピッ、ポッ、パッ、ポッ
【暗証番号が違います】
ほぉ・・・やってくれたな、〇子(妻)。。。
チラッとさっきの窓口のかたを見ます。
こちらを心配そうに見てくれてます。
ひきつり満面笑みで返しておきます。
(妻に電話します。落ち着け、ここは銀行、大きい声はご法度)
オヤジ:おいっ!おまえ暗証番号違うやんけっ!!(小さい声)
〇子:ん?違った!?そしたら●●●●かな。
(そしたら●●●●!!??そしたらってなんやねん!!こっちは『初めてのおつかい』レベルの緊張で来とんやぞっ!!)
オヤジ:●●●●やなっ!そのまま待て!
〇子:ちょっと!暗証番号をしゃべらないでよっ!
オヤジ:うっさい、黙れ。(小さい声です 大丈夫です)
ピッ、ポッ、パッ、ポッ
オヤジ:おしっ!入れた。もう用はない。ほなな。
〇子:あ、でさぁ、***
切ったりました。何か言いたそうなんは分かりましたよ。
でも、はじめてのお使い番組で、追加で人参も欲しいとは言わないでしょう。
聞く耳もちません。
あ・・窓口のかた、もう見ないで。
挙動不審ぶりは自覚してます。カラーボール握ったら泣きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
何とか終えることができました
~~~~~~~~~~~~~~~~~
車に戻ります。
カードに暗証番号をマジックで大きく太字で書いてやりましたよ。
家でそれを見た妻は呆れたらしく、信じられないとほざいておりました。
んなことは知らん。
大根と牛乳と豆腐を買ってきてのお使いにお菓子がプラスされた程度のこと。
ガタガタ言われる筋合いはない。
ばかたれ。
*ちなみに夫婦間で、この手の話の落としどころはだいたい完成されていて、揉めることはまずありません。